発達障害の子育て

発達障害の子育て|周りの発言にイライラ・モヤモヤする時の対処法

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こんにちは、しまもです。

家には2人の子供がいますが、そのうち長男は自閉スペクトラム症(ASD)+注意欠陥・多動性障害(ADHD)の発達障害です。

発達障害児の子育ては、普通の子育てより何倍も大変です。

発達障害児(長男)と定型発達児(次男)の両方を育てている私が言うので間違いありません

 

だから、発達障害児を育てているお母さんは、もっと誇って下さい。

定型発達のお子さんより本当に凄い苦労をして、子育てしてるんです。

 

そしてそんな発達障害児を育てているお母さん達は「周りの無理解」にも苦しめられていませんか?

 

周りの何気ない一言、慰めの言葉に私はずっとモヤモヤしていました。

それを聞くたびに

「私ってやっぱりダメな母親なんだな…」と落ち込み、母親としての自信を無くし、自尊心も低くなりどんどん暗くなります。そして落ち込んだ状態では家事も育児も失敗だらけ、子供達にも笑顔で接する事が出来なくなり、ますます落ち込んでいくという負のループにハマり抜けだせなくなることもしばしば・・・・

だけどある日、落ち込んでいる時間って凄く勿体ない事に気付いたんです。落ち込むぐらいなら笑ってた方が、絶対に子供たちの為になる!と。ですが、今のままでは結局モヤモヤする事を言われたらまた落ち込んでしまいます…。

だから

どうして周りの発言にモヤモヤするのか。

どうすれば落ち込まないのか。

をじっくり考えて対策を練る事にしました。私と同じように周りの発言にモヤモヤしたり落ち込んでいるお母さんは、これを読んで一緒に負のループから脱却しましょう!

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ADHDの子育て法|周りの発言にイライラ・モヤモヤする時の対処法

周りのモヤモヤ発言

まずは私がモヤモヤした周りからの一言をいくつかご紹介します。(ほとんどは母親からの言葉)

「子供ってそういうものよ」

「あなたたちが厳しすぎるからよ」

「思い違いじゃない?○○は普通よ」

「別の病院で見てもらったら?」

「愛情が足りないじゃない?」

「薬なんか飲む必要ない」

「普通に見えますよ」

「そんなちょっとしたことで?普通にしか見えないけど」

「気にしすぎじゃない?」

などなど

どうしてモヤモヤするのか

これらの発言がどうしてモヤモヤするのか、なんで言われたくないのかを考えてみたら、答えは簡単でした。

「全て本人を否定する言葉」に聞こえるんです。

 

「子供ってそういうものよ」

「思い違いじゃない?○○は普通よ」

「別の病院で見てもらったら?」

「愛情が足りないじゃない?」

「薬なんか飲む必要ない」

「普通に見えますよ」

「そんなちょっとしたことで?普通にしか見えないけど」

「気にしすぎじゃない?」

 

気にしすぎ、普通、勘違い…長男が普通だと言うなら、私が今まで感じてきた違和感、長男が行ってきた努力は何だったのでしょう。

  • 好きな事、興味のある事には集中しすぎて、引き離すと癇癪を起こす
  • 1対1で話していても、視線が合わない
  • 名前を呼んでも返事をしない
  • 人見知りも後追いもしない
  • 人の話を落ち着いて聞けない。10個の約束のうち1つだけ聞いて飛び出す
  • 一緒に遊んでいても、別のものが目に入ると勝手に違う遊びを始める
  • 人の気持ちが分からない(友達を叩く→友達が泣く→なぜ泣いているのか分からないからぼーっと無表情で見る)
  • 保育園で、靴やペン・クレヨン等を頻繁に無くす
  • 目についたもの、手に持っている物を折ったり破ったりする(「折らないでね」と事前にお願いしても折る。そこで叱り、もう一度お願いしても折る。理解はしても抑止が出来ない)
  • 空気が一切読めない

などなど、あげればキリがありません。

このようなADHDの特性である「不注意」や「多動性」「衝動性」というのは、定型発達の子にも見られる為、周りにはなかなか障害という認識を持ってもらえません

確かに定型発達の子でも、さきほどあげた行動を取る事もあります。

しかしそれは「わざと」だったり「ふざけて」だったり「ママの気を引こうと」やっていることがほとんどだと思います。ダメだと分かっていてやっているから、本当にさわいではいけない時は静かに我慢する事が出来ます。

ADHDの場合は、根本的に「出来ません」。わざとやっているわけでも、ふざけているわけでも、ママの気をひく為にやっているわけでも無いからです。だから、いくら注意しても叱っても怒っても何も解決しません。

でもこれは目に見えない、頭の中で起きている事なので、専門の医師でも見分けるのには少し時間がかかります。

そして普通の人は、ADHDがどういう発達障害なのかは分かりません。だから「ちゃんと子供と向き合って、教えれば出来るわよ。うちもそうよ」と、長男や私の努力を完全否定したアドバイスをくれるのでモヤモヤしてしまうのです。

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否定が慰めになると思っている

上でも書きましたが、周りの普通の人は「ADHD」がどのような障害なのかを知りません。

「ADHD」について軽く見聞きした知識や、それぞれの思い込みで

ADHD=精神異常/ヤバい奴/頭のおかしい人

という図式がなりたっているんだと思います。

だから「ADHDと診断された」と相談すると「ヤバい奴だと診断された」と相談されたと認識しています。

実際に長男の祖母にもADHDについて理解してもらうにはかなりの時間がかかりました。

・元々の脳の障害であること

・育て方は関係ないこと

・長男の努力ではどうにもならないこと

ADHDであること自体は不幸ではないこと

中でも一番最後の「ADHDであること自体は不幸ではない事」はなかなか理解できないようで、祖母は長男に会うたびに「かわいそうに」と言っていました。

このままでは長男の為にも良くないと思い、「かわいそう」とは言わないで欲しいとお願いしました。

「長男は楽しく生きているのに、”かわいそう”と言われる方がかわいそう」

「長男は自分が不幸だとは思っていない。長男を可愛く思うならそのままを受け入れてあげてほしい」

とひたすら話していたら、祖母も自分でADHDについて調べてくれるようになりました。そしてようやく「長男は不幸ではない」ということを理解してくれたのです。

このようにADHDについてよく知らないと「発達障害を否定することが、本人の為」だと思ってしまうのです。

「発達障害を否定すること」=「本人を否定すること」になるなんて、分からないのです。

自分の意見を言う

モヤモヤする発言をしてくる相手とあなたがとても仲が良い場合は、ハッキリと自分の気持ちや本人の気持ちを伝えてあげる事で、ADHDについて理解してもらいやすくなります。

私の場合、祖母や親友も最初こそ同情・否定をして私たちを慰めようとしてくれましたが、さきほどあげたように

・元々の脳の障害であること

・育て方は関係ないこと

・長男の努力ではどうにもならないこと

ADHDであること自体は不幸ではないこと

を伝えたら、だんだんと否定されることは少なくなりました。

 

しかし顔見知りや知り合い程度の相手には、何も言いません。

理解してもらわなくても、私にも長男にも特に支障はないからです。モヤモヤ発言もたまに聞くぐらいなら、余裕でスルー出来ますし!

完全に理解してもらうのは無理

発達障害児を育てているお母さんは愚痴を言ってはいけないなんてことはありません。

なるべく詳細も言うようにすると、周りにもADHDについて理解してもらいやすくなります。

例えば、ADHDの特徴の一つである”人見知り”をしない事について

「うちの子は人見知りをしないんです」

と言うと「人見知りをしないなら、預けられるから楽でいいわね」とか「羨ましいわ~」と言う風に言われてしまいますが、

「うちの子は人見知りをしないから、お出かけの時誰にでもついて行っちゃって大変なんです。絶対に目を離せないし、手を繋いでないとすぐにどこかに行っちゃうし、私がいなくても寂しくないから戻ってこないんです…」

こんな風に愚痴を言えば、発達障害の子育ての大変さを理解してもらえるかもしれません。ここまで言って「人に預けられていいね」や「羨ましい」などと言ってくる人はいないでしょう。

 

しかし、発達障害の子育てについて愚痴を言いすぎると、普通の子のお母さんは何も言えなくなってしまいます

発達障害児の子育ては大変です。その愚痴や状況を普通の子のお母さん達に事細かに伝えていると、ADHDについては理解してもらいやすくなりますが、距離をおかれてしまうかもしれません

発達障害児の子育ての愚痴を聞いていると、普通の子を育てているお母さんは「私の子育てなんて全然大変じゃないかも・・・・」と何も言えなくなってしまうかもしれません。

そうすると「あの人と一緒だと愚痴を言えないから…」と距離を置かれてしまう可能性が高くなります。

だから普通の子を育てているお母さん達に「完全に理解してもらうのは無理」と諦めて、愚痴は1,2割に留めておくと、普通のお母さんとも仲良くなれます。

それでももっと愚痴を言いたい!時は、同じ発達障害児を育てているお母さんと仲良くなりましょう!その方が理解してもらう必要もなく、余計な気を使わないで済むのでとても楽しくにおしゃべりが出来ます。

もしくはTwitterなどのSNSで思いっきり愚痴を言いましょう!同じ環境の人と繋がれば、愚痴を聞いてくれるかもしれません。

まとめ

ADHDについてよく知らないと「発達障害を否定することが、本人の為」だと思ってしまう。

ADHDについて、無理に理解してもらうのは難しい。

こちらとしてはモヤモヤする発言だが、共感・慰めをしてくれているつもりの”良い人”である事は間違いない!

親友や仲のよい人には、ADHDについてしっかり説明して「本人はかわいそうではない」ことを理解してもらえばモヤモヤ発言は減る。

それほど仲良くない人のモヤモヤ発言は、滅多に聞かないだろうからスルーが吉。

余計な心配事を増やさない為にも、普通のお母さんにはあんまり愚痴を言わない方が吉。

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