長男日記

自閉スペクトラムの長男(5歳)は、他人(自分以外)に興味が無い

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こんにちは、2児の母しまもです。

長男は4歳の時に多動性・衝動性寄りの自閉スペクトラム症と診断されました。

現在長男は毎日癇癪を抑えてくれる漢方薬「抑肝散」を飲み、月1で療育に通っています。

今回は、療育で教わった事を復習しながら、

長男の問題行動の根本”について考えてみたいと思います。

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自閉スペクトラムの長男(5歳)は、他人(自分以外)に興味が無い

長男は「他人(自分以外)に興味が無い」というのは、何となく感じていました。

が、それを夫や祖母に話しても「そんなことない」と言われるばかり。

私の勘違いなのかな・・・・

と思っていましたが療育に通う事で、私の勘違いは勘違いではないと言う事が分かりました。

長男の担当の心理士さんも「長男は他人に興味が無い」というのを、感じられたようで今回はそのお話をしてきました。

療育に通う事は、長男と私にとってはかなりのプラスになっています。

私だけの意見だと祖父母にも夫にも「勘違い・考えすぎ・気にしすぎ」と入れて一蹴されてしまう所も、心理士さんも同意見・心理士さんにこう言われたと伝えれば、すんなりと受け入れてくれます。

療育に通ったからと言って、長男の特性が改善するわけでも、問題行動が改善するわけではありません。

長男が何を思ってそういう行動をとるのか、どうすればこちらの意図が伝わるのか、どういうアプローチをすれば、長男に本来の道を歩ませることが出来るのか。

と言う事を、心理士さんが長男と接しながら観察・分析し、私達にフィードバックしてくれます。そして具体的に「こういうパタンの時はこうした方が、長男くんには分かりやすい」と言う風にを教えてくれます。

気持ちが一つしかない

「他人に興味が無い」と言いましたが、長男の場合は一概に「1人で遊ぶのが好き」という訳ではありません。

友達のことも好きで、一緒に遊びたいとは思っているのです。

ですが長男の場合、目に見えない「気持ち」というものについての理解が乏しいので、友達の気持ちが分かりません。

長男にとっては「気持ち」は自分の持っているもの一つだけなのです。

・長男が楽しい=みんなが楽しい

・長男が興味ない=みんなが興味がない

・長男が遊びたい=みんなが長男と遊びたい

・長男が1番になりたい=みんなが長男が1番になってほしいと思ってる

気持ちは一つしかないと思っている為、長男が暴れている時に「ママは今楽しくないよ」と伝えても「??僕は楽しいよ」と答えます。

自分が楽しいのに自分以外が楽しくない事を理解出来ないようです。

「1人1人、気持ちがあるんだよ」と言葉で伝えても、イラストで伝えても、長男にはよく分かっていないようでした。

コミュニケーションが下手

自分以外に興味が無く、自分の気持ちが全てだと思っている長男は、当然のことながらコミュニケーションが苦手です。

自分の気持ちばかりを押しつけてしまう為、相手が嫌がっていても分かりません

相手が嫌な顔をしていても、長男には分からないので、それ以上のアプローチが出来ません。

変な顔をされた・嫌だと言われた→じゃあ別の事をしよう

とはなりません。

変な顔をされた・嫌だと言われた→僕は楽しいからこの子も楽しい

長男にとっては気持ちが一つしかないので、相手の状況を見て自分の行動を変えるという事まで思いいたらないのです。

また長男の別の特性で「意識しないと覚えない」というものがあり、それの所為でコミュニケーションのパタンが全く増えていきません

普通なら親や周りの大人、他の友達からコミュニケーションのパタンや方法を勝手に学んでいく所、長男の場合は1から説明してあげなくては覚えません。

例えば挨拶。

うちの保育園で最初に言われた事は「挨拶は教えないで下さい」でした

わざわざ教えなくても、親と先生たちが挨拶している姿を見せるだけで子供は勝手に覚える

というもので「なるほどなー」と思ったものです。

しかし、周りの子供たちがどんどん挨拶をし出す中、長男だけはいつまで経っても「挨拶をしない」のです。

4歳になっても友達から「おはよう」と言われても返事をしないのは良くないと思い

「長男、誰かにおはようって言われたらおはようって返事するんだよ」と教えると

「へー、そうなんだ」と

その後もすんなり覚えた訳ではなくたびたび挨拶を忘れますが、その度に

「長男、おはようって言われたよ」って教えてあげると

「あ!そうだった!おはよう」と、返事をするようになりました。

長男の場合は「勝手に学ぶ」事がないので、全て教えなくてはいけません。他の子が何となく感覚で感じとる事も全て知識として教えてあげないと蓄積されていかないようです。

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楽しい事は夢中、他は目に入らない

長男は、楽しい事を見つけると、それ以外は全く気にならなくなります。

療育では長男を含め3人で遊んでいます。

先日は他の2人が風船で遊んでいる中、長男はアンパンマンの玩具で一生懸命遊んでいました。

2人が風船をロッカーの上に上げてしまい、子供たちも先生方も保護者も「あー!どうしよう」と一騒動ありましたが、長男は振り向きもせずにアンパンマンの玩具で遊んでいました

「他人(自分以外)に興味が無い」長男は自分が一番なので、他人が何をして騒いでいようが興味がありません。

長男の「他人(自分以外)に興味が無い」という他人には、もちろん私も含まれます。

私が保育園にお迎えに行っても、長男は私の元へは絶対に来ません。私の事を見つけても、駆け寄ってくる事はありません。

私がずっと待ってても気にしません。自分が遊べればそれで良いのです。

先生や友達に「ママ来てるよ」と言われても帰りません。何度も言われてしぶしぶ帰ってくるのです。

そして私が「ずっと待ってたよ、寂しかったなー」と言っても「??僕は楽しかったよ」と不思議そうな顔をされてしまいます。

まとめ

長男が友達と上手に遊べない根本的な理由は「他人への興味がまだない」という所からきているようです。

こうした他者への興味が沸いてくるには、心の成長が必要なんだそうです。

長男の場合、その成長が他の子より遅い為、まだ自分と友達は別の気持ちを持っている事に気付いていないのかもしれない。と言われました。

これは、長男自信の成長を待つしかないそうです。

今現在出来る事は「知識として気持ちを教えてあげる事」

それが、長男が他者にも気持ちがある事を理解した時に、一気にコミュニケーションのパタンが増える力になる…かもしれない。とのことでした。

具体的には、長男が遊んでいる時に「ママは今疲れてるよ」とか「ママも楽しい」「ママは楽しくない」など、今現在の気持ちを細かく長男に教えてあげる事が良いそうです。

伝えても「暖簾に腕押し」なので、実感はありませんが…。いつか花開く時がある事を信じて、種をまき続けようと思います。

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